つぶやき

知多半島巡礼mapを作成中・・・

2019年3月10日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

巡礼マップを自作する理由

昨年(2018年)、知多四国霊場の巡礼を結願して、当面知多半島に行く事はないかな~って思っていたのですが、今年、知多西国観音霊場が開創250周年ということで記念宝印を押して頂けるという事で、再び知多半島を巡る旅が始まります。

知多西国観音霊場で知多半島をまたぐるっと一周するならと、すでに「四国直伝弘法大師」の納経帳を購入していたので、ついでに?巡礼してみようかな・・・どうせなら南知多町にある知多四国霊場の札所でちょこちょこ見た「南知多観音霊場」も納経帳があるそうですので、こちらも廻ってみよう・・・・そんな欲が出て三霊場を並行で巡礼して見ることに。

ただ、いざ三霊場を並行して巡礼しようと用意していて思ったのが札所の関係が非常に複雑だという事なんです。知多半島にある霊場を一つでも巡礼された方はご存知かと思いますが、札所になっている寺院は「複数の札所を兼務している」所が非常に多いんです。

巡礼する際に必須アイテムが札所が記載されている地図になるのですが、巡礼ごとの地図は、公式ホームページや札所などで頒布されている物があるのでそれを見ながら巡礼が可能なのですが、複数の霊場を並行して巡礼しようとすると、地図を同時に見比べて更にネットなんかで確認して次の札所に向かうなんてことになってしまい、これを札所ごとにやっていくとすごい時間のロスになってしまいますし、地図を見落としたら札所を飛ばしてしまう危険もあります。(実際、札所を飛ばしてしまい、戻った事もありますし・・・。)

岡崎市から知多半島にいくとなると、一番近い半田市でも片道30分~40分かかってしまいます。さらにそれぞれの札所に行こうとすると、一番遠い所で片道1時間30分もかかってしまい、一つのミスで巡礼できる札所が一気に減ってしまう恐れがある訳で、次の札所を確認するのに見やすい地図が欲しいなあと実感し、更に言えば次の札所はどの霊場の札所なのかも一目で判断できるものがいいなあと思うのですが、そんな地図は存在していないので、だったら作るかと思った訳です。

どんなマップにするか

最初、知多半島の白地図を用意して、それぞれ札所を記入していこうかとおもっていたのですが、札所が密集している様場場所になると、記入している自分ですら「これどこの寺院?」と思ってしまうほど煩雑になってしまい実用性に欠けてしまう事がわかりました。

距離感は無視して、札所がわかりやすくならないかなと思って、オール手書きで作り上げたのが下の地図。

ちょっとてかっていて見えにくいかもですが、これが実際に使用していた巡礼マップになります。実際に、知多四国霊場を巡礼している時も、こんな感じでその日に参拝する予定の札所を記載した手書きの地図を用意して巡礼していました。「よくこんな地図で迷わずにたどり着けるね。」とは言われるのですが、まあ、大きく道を間違えることは今まで皆無だったので、自分には合っている方法なんだろうと思っています。

ただ、これでも次の札所がどの霊場の札所なのかを判断するのに時間がかかるんです。ここまで書いてもとある霊場の札所を見落として、家に帰ってきてから「あっ!納経印を頂くの忘れてた!」なんてこともありましたし・・・。

そこで、ちょと視点を変えて、各霊場の札所を基準に地図を描いてみたらどうだろうか?と思い至ったわけです。

簡単に説明すれば、一つの霊場を一つの路線だと見立てて、それぞれを図案化して組み合わせる。説明文だとわかりにくいですが、電車などの路線図を思い浮かべて頂ければいいかと。

こんな感じですかね。距離の縮尺は無視して駅が集中している場所は大きく、それ以外の場所は小さく書かれています。

実際、作ってみて実用性がなければお蔵入りになってしまうという心配もあるのですが、何はともあれ作っていこうと思います。

どの霊場を載せようかな

何度も述べていますが、知多半島には多くの霊場が入り乱れて存在しています。中には、尾張地方全体を舞台として知多半島には数か所、もしくは一ヶ所だけ札所が設けられている霊場もあったりするので、こういった霊場はどうするのかという問題もあり、記載する霊場を選定していく事にします。

載せることが確定の霊場
・知多四国霊場
・四国直伝弘法
・知多西国観音
・南知多観音
こちら四霊場は納経帳も存在し、実際に自分も巡礼するので記載することは確定です。この四霊場を軸に地図を構成していく事にします。

・法然上人知多二十五ヶ所
・御母公二十一ヶ所
こちらも納経帳が存在する霊場なんだそうです。法然上人の霊場は浄土宗の色合いが強すぎる様な気がするので、門徒ではない自分はパスさせて頂きます。御母公(弘法大師の母親)霊場なんですが、ネットなどで調べると、まだ納経帳が残っているかどうか・・・なんだそう。後母公霊場は納経帳がもし手に入ったら考えることにします。

あと、知多本四国移霊場というほぼ知られていない知多半島全体を霊場としている大師霊場があるのですが、こちらも記載していく事にします。知多四国霊場、四国直伝大師との違いを札所を通じて感じられたらなあと思うのですが。

二十一大師と呼ばれる地域で開創されたミニ霊場も知多半島には散見するので、こちらもある意味彩りみたいな感じでわかる範囲で載せていこうと思います。

観音霊場に目を向けると、秩父観音だとか坂東観音などの霊場があったようなのですが、まだ札所全体が解らないので、一旦保留。さらに、知多百観音という霊場が存在しているのですが、なんだかこれを記載すると収集付かなくなる気がするんですけどねえ・・・。
観音霊場については、様子を見ながらスペースがあれば記載する方向で進んでいこうと思います。

巡礼マップ作成中(2019.3.10現在)

知多西国観音霊場を廻るのが主たる目的で始めた知多半島巡礼マップ作製ですので、最初は知多西国観音一番札所である「岩屋寺」周辺から地図の作成を開始しました。

各霊場を色分けして、それぞれ札所の番号を表示させてみました。
・橙色・・知多西国観音霊場
・黄色・・知多四国霊場
・赤色・・四国直伝弘法
・水色・・南知多観音霊場
・緑色・・島崎二十一大師
・紫色・・知多本四国霊場

何気に6霊場も並行している場所になってしまった為、中々なカオスぶりになっていますね。
これにあと国道や自動車道、ランドマークなどを記入していけば、地図として利用できるかな?と思っているのですが、どうでしょうかね。

まずは、実践投入してみて、次の改良点を探してみたいと思います。

 

 

 

 

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