矢作川神社巡り紀行 西尾市

神明社(西尾市十郎島町寺島)

2018年4月27日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名:神明社
鎮座地:西尾市十郎島町寺島一番地
御祭神:天照大御神、伊佐波登美命、玉柱屋姫命、豊受気昆売神
旧社格:村社
創 建:不明
境内社:秋葉社
例大祭:十月十三日
御朱印:ー
H P:ー

参拝日:2017年12月6日

御由緒

創建は明らかではないが字上畑より天正十年(1582年)今の社地に鎮座したという。明治五年十月十二日、村社に列格した。昭和三年十月、社殿を改築する。同二十年一月十三日の震災により拝殿倒壊したが、翌年復旧した。同五十一年十月、社務所を新築する。

愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より

参拝記

 

名鉄西尾線にあった鎌谷駅跡から南西に200mほどいった、十郎島町集落の西側に鎮座するのが神明社になります。ただ、社号標もなく、鳥居の位置も道路沿いから見にくい場所にある為、目の前を車で走ってもなかなか神社だとは気づきにくいと思います。

神社に到着しました。神社の境内に子供用の遊具があちこちに点在しています。

ぱっと見神社にみえないですよね?

境内入口

境内入口から社殿を望みます。
東入りの境内に南向きの社殿になります。

 

鳥居

昭和四十年建立の神明鳥居です。

境内入口の写真からもわかる通り、ここの鳥居はかなり境内に入り込んだ場所に置かれています。

ここから見ると神社だってわかりますね。

手水舎・水盤

鳥居脇に生えている木の根元にポツンと置かれている水盤。

狛犬

この神明社には狛犬は生息してません。

社殿

切妻、瓦葺、平入、木造の拝殿になります。
非常に質素な拝殿になっており、注連縄が掲げられていなければ正面から見ると拝殿とはわかりにくいですね。

この神明社の本殿は神明造となっていて、覆殿を有しています。
拝殿に対し、覆殿のが建築年数が浅いように見えます。

造り的には拝殿、幣殿、本殿が一体となった社殿となっていますね。ただ、本殿周囲の瑞垣は有していないので、非常にあっさりとした社殿という印象を受けます。

境内社

とても印象的な秋葉神社になります。石造りの祠は昭和十一年建立。

懸魚・鬼瓦

鰭のない猪の目懸魚になります。
鰭がないと非常にシンプルに見えますね。

参拝を終えて

 

非常に簡素な神社だなっていう印象です。
神社の境内いうより、公民館の一角に神社が鎮座していると錯覚してしまうほどです。それだけ地域に溶け込んでいる神社ということなんですかね。

近隣の神社


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地図で所在地を確認

”西尾市十郎島町寺島一番地”

矢作川神社巡り紀行

矢作川沿いに鎮座する神社を参拝、紹介をしております。興味がありましたら、順次更新しておりますので、のぞいてみてください。

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