参拝記
名鉄西尾線にあった鎌谷駅跡から南西に200mほどいった、十郎島町集落の西側に鎮座するのが神明社になります。ただ、社号標もなく、鳥居の位置も道路沿いから見にくい場所にある為、目の前を車で走ってもなかなか神社だとは気づきにくいと思います。
神社に到着しました。神社の境内に子供用の遊具があちこちに点在しています。
ぱっと見神社にみえないですよね?
境内入口
境内入口から社殿を望みます。
東入りの境内に南向きの社殿になります。
鳥居
昭和四十年建立の神明鳥居です。
境内入口の写真からもわかる通り、ここの鳥居はかなり境内に入り込んだ場所に置かれています。
ここから見ると神社だってわかりますね。
手水舎・水盤
鳥居脇に生えている木の根元にポツンと置かれている水盤。
狛犬
この神明社には狛犬は生息してません。
社殿
切妻、瓦葺、平入、木造の拝殿になります。
非常に質素な拝殿になっており、注連縄が掲げられていなければ正面から見ると拝殿とはわかりにくいですね。
この神明社の本殿は神明造となっていて、覆殿を有しています。
拝殿に対し、覆殿のが建築年数が浅いように見えます。
造り的には拝殿、幣殿、本殿が一体となった社殿となっていますね。ただ、本殿周囲の瑞垣は有していないので、非常にあっさりとした社殿という印象を受けます。
境内社
とても印象的な秋葉神社になります。石造りの祠は昭和十一年建立。
懸魚・鬼瓦
鰭のない猪の目懸魚になります。
鰭がないと非常にシンプルに見えますね。
参拝を終えて
非常に簡素な神社だなっていう印象です。
神社の境内いうより、公民館の一角に神社が鎮座していると錯覚してしまうほどです。それだけ地域に溶け込んでいる神社ということなんですかね。