参拝記
神社周辺情報
国道23号線小島インター近くに鎮座するのがこの和気神社になります。
写真に写っている高架道路が国道23号線になり、写真の中心近くに小島インターがあります。
参道
境内入口になります。
ここの神社は、鳥居手前に水盤が置かれていますね。
社号標
旧社格部分がコンクリートで埋められていない社号標ですね。
鳥居
ここの神社の鳥居は扁額付きの明神鳥居タイプになります。
手水舎・水盤
手水舎はなく、水盤が置かれています。
隣には、水洗い場も設けられています。
祓所
ここの祓所は四方に瑞垣が設けられておらず、祭式の際、四方に注連縄を設けるタイプの祓所のようです。
狛犬
昭和十年生まれの子乗り玉乗り狛犬一対
社殿
瓦葺流造の本殿になります。
拝殿と同じ様に、簓子張りと漆喰壁になっています。
懸魚・鬼瓦
鰭付き蕪懸魚になります。鰭の形が独特です。
参拝を終えて
多分、和気清麻呂の事だと思うのですが、由緒がはっきりしないのでどういった経緯でこの地に和気清麻呂が祀られているのか不明です。
天皇家断絶の最大の危機とも言われる道教事件で、流罪となりながらも皇室を守ったとされ孝明天皇はその功績を讃え、嘉永4年(1851年)、和気清麻呂に護王大明神の神号と正一位という最高位の神階を授けたそうなんですが・・・、1851年以降に神社が作られたとしたら由緒不詳にはならないとおもうので、それ以前から祀られていたんだろうと考えるのが妥当だと思います。
その昔、和気氏に関係する人が住んでいたのか・・・、歴史を創造するのも楽しいですね。
西尾市は抹茶の生産量で市町村別統計で日本一を誇り、地産ブランドとして抹茶の"西尾茶"を推進しております。この和気神社周辺も茶畑が広がっているのですが、静岡県等で見かける茶畑と違って日よけネットが設置された茶畑になっています。
西尾茶は摘み取る20日程前から幕をかぶせて日光を遮っているそうで、茶摘みのシーズンになると茶畑全体が黒い幕に覆われて、なかなか圧巻な風景が広がります。