ONE POINT
一宮市光明寺に鎮座する十二所神社の紹介です。詳細は不明ながら元々は光明寺が別当を務めていた神社だった様です。
神社情報
神社名 | 十二所神社 |
鎮座地 | 愛知県一宮市光明寺大桑戸一三九番地(Googlemap) |
例大祭 | 四月五日 |
創 建 | 天保十五年(1844年) |
御祭神 | 天神・地神の十二尊 |
旧社格 | 村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | 詳細不明 境内社 一社 |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | ー |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | ー |
参拝日 | 2022年3月23日 |
御由緒
寛文村々覚書によると、光明寺村には光明寺持分として拾弐社権現と愛宕が鎮座していると記されています。この事から、十二社神社の別当を前回紹介した遍照山光明寺が務めていた事が見てとれます。
社伝に天保十五年(1844年)三月の創建という。明治五年五月に列格される。
愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」
御祭神
御祭神は不詳と伝えられており、神社名鑑にも天神地神の十二尊となっており、御祭神の詳細は不明となっています。
- 天神・地神の十二尊
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
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参拝記
光明寺から南に向かい県道182号線(里小牧北方江南線)を横断するような形の場所に鎮座しているのが今回紹介する十二所神社になります。神社のすぐ西側には一宮市立光明寺保育園があるのでこちらも目印になるかと思います。
境内には駐車場が用意されていないので邪魔にならない場所に駐車して参拝することになりますので気を付けてください。
境内入口
十二所神社の境内入口には、旧社格が「村社」が彫られた社号標、幟掲揚ポール、石灯籠一対、車止石柱が据えられています。車止石柱は三本中中央部分が抜けるようになっているので、祭式の際は参列者の方の車などが境内に駐車出来るようになっているみたいです。
社号標
旧社格の村社が彫られている社号標なのですが、社格が彫られているという事は戦前に建立されたはずですが、全体の雰囲気が現代につくられたと言われても何となく納得してしまうデザインだなあと思っています。
鳥居
境内入口ではなく、神社建造群が建つ近くに建立された石造神明鳥居になります。掲げられた注連縄が非常に独特です。
蕃塀
尾張地方独特の神社建造物の一つである石造の蕃塀になります。全体的な造りは簡素な造形となっています。
手水舎
木造瓦葺(入母屋造妻入)四本柱タイプの手水舎になります。手水舎の規模から考えると切妻造の屋根になっている所が大半となっている中、入母屋造となり、更に幅より奥行きのが狭いのにも関わらず妻入りとなっている非常に独創的な手水舎の造りになっています。柱がほぼ垂直となっている点も少数派かな。
蝋燭台
蕃塀の脇にこれまた尾張地方でよく見かける蝋燭台が据えられています。ここの蝋燭台は火袋部分にアルミサッシがはめ込まれています。
社殿
切妻造瓦葺妻入りの開放型の拝殿と基壇上に設けられた祭文殿と本殿を中心とする構造物群で構成されている尾張造と呼ばれる社殿になります。
祭文殿は非常に重厚な造りとなっており、奥行き半間分の外陣が設けられているのが特徴かと思います。
狛犬
祭文殿前に鎮座する生年月は不明(調べ忘れ)の狛犬一対になります。団子鼻が非常に特徴的なお顔をしています、
境内社
基壇上に詳細不明ですが境内社が鎮座しています。
鎮座地を神社で確認
神社名 | 十二社神社 |
鎮座地 | 愛知県一宮市光明寺大桑戸一三九番地(Googlemap) |
最寄駅 | 電車: バス:名鉄バス「光明寺バス停」徒歩3分 |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。