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天目山 密蔵院(愛知県刈谷市一里山町) 三河新四国霊場三番札所

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寺院情報

寺院名 天目山 密蔵院
所在地 刈谷市一里山町南弘法24
御本尊 弥勒菩薩
宗 派 臨済宗永源寺派
創 建 不明
札 所 三河新四国霊場 三番札所
三河准四国霊場 六十六番札所
三河三弘法 三番札所
御朱印
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参拝日:2019年6月12日

三河新四国霊場札所一覧

三河新四国八十八ヶ所霊場
愛知県三河地方にて開創されている三河新四国霊場の紹介になります。

沿革・由緒

富士松村大字一理山にあり。臨済宗東福寺派の寺院なり。初め真言宗なりしが後元禄十六年臨済宗に改む。安永三年雷火によって消失し、伝記悉く亡ふと伝ふ。安置の空海坐像は「三河三弘法」の一に数えられる。三河事記に伝ふ。大師堂元々泉田村閭中にありしが、尾張大高村長寿寺二世寛永年中是をこの今の地に移して大師堂と共に再建す。此の以前は真言宗なりしと。

愛知県碧海郡誌」より

天目山と号し、臨済宗永源寺派に属する。弥勒菩薩を本尊とする。
当初真言宗で現在の泉田町にあったが、正徳四年(1714年)二月、木吟禅師により臨済宗に改宗され、永源寺(滋賀県)の末寺となった。安永三年(1774年)雷火にあい、焼失してしまったが、のち長寿寺(現名古屋市)二世が大師堂とともに再建した。
大師堂には流涕大師が安置されている。三河三弘法の第三番札所になっている。

現地案内板」より

碧海郡誌と現地の案内板で書かれている事が多少異なってきますね。
臨済宗に改宗した年代が元禄十六年(1703年)と正徳四年(1714年)と約10年の違いがでていますが、この辺りは寺伝を焼失してしまった影響でしょうか。
由緒でとくに注目したい所は、雷火で焼失してしまった密蔵院を再建した寺院が現在の名古屋市緑区大高にある「鷲頭山 長寿寺」であるという点です。こちらの長寿寺は臨済宗永源寺派の寺院となり、まさに密蔵院の宗派と同じになります。そして、長寿寺は「知多四国霊場八十七番札所」にもなっている寺院になります。交わることがないだろうと思っていた「三河新四国霊場」と「知多四国霊場」ですが、こんな所で交わるとは。

鷲頭山長寿寺の紹介

三河新四国霊場を行く

三河新四国霊場四番札所八橋山無量寿寺」を後にして、刈谷市にある三番札所天目山 密蔵院」を目指します。密蔵院は、三河新四国霊場の他に、「三河三弘法」の三番札所としても非常に有名で、弘法大師の月命日には三河三弘法を廻る方が多く訪れる寺院です。

参拝記

袖壁が設けられた鐘楼門と三河三弘法三番札所「流涕弘法大師霊場」の石碑が据えらえている境内正面入り口になります。非常に落ち着いた雰囲気のある入口かなと思います。

石柱

境内入口部分には、上記の石柱が据えられています。本四国お砂踏みの石柱が脇には、破損した三河三弘法の案内石柱もあったりします。石柱を見ていると、三河新四国霊場より三河三弘法を前面に出している事がわかりますね。三河新四国霊場の参拝記で何度か書かさせて頂いていますが、三河新四国霊場の札所案内石柱って非常に少ないんですよね。昭和三十年代に再興された霊場ですので致し方ない部分もあるのですが。

鐘楼門

袖壁の設けられた鐘楼門になります。
袖壁が設けられていない単体の鐘楼門を見ると、なんとなく不安定な感じがしていたのですが、袖壁が設けられるとそんな不安定さを感じない・・・自分の視覚というか感覚はいいかげんなものだなと改めて実感します。

手水舎

木造瓦葺四本柱タイプの手水舎になります。比較的大きめな手水舎ですね。

本堂

寄棟造瓦葺平入の向拝のある本堂になります。禅宗の寺院に多くある濡れ縁が設けられていない本堂の建築様式になります。

寺院名なんですが、禅宗の寺院に多くある、密蔵禅院と「」が加えられている様です。どちらが正式名称なんですかね。

大師堂

密蔵院の大師堂は、大師堂の正面に通じる石柱門から参道が設けられています。なかなか、新四国霊場を遍路した中でもこうした専用の山門、参道を有する大師堂がある寺院は記憶がないような気がします。

参拝用に切妻屋根の向拝の様な建物が設けられた大師堂になります。

大師堂自体は宝形造瓦葺の向拝が設けられた様式になっています。

毎月の月命日には大変多くの参拝される方が三弘法を遍路されるので、雨の日の為にこうした庇というか雨除けの屋根が必要なんでしょうね。

「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」・・・

本四国お砂踏み霊場

大師堂向かって左手に設けられた「本四国移しミニ霊場」になります。本四国お砂踏みとう石柱があった事から、それぞれの大師像の所にはお砂がまかれていると思います。

鎮守社

稲荷社と白山社が鎮守社として鎮座しています。

御朱印

参拝を終えて

「審栄講紀念碑」とあります。よくわからないのですが、三河三弘法を遍路、支えていく「講」という組織が発足したという碑なんでしょうかね・・。秋葉講ならぬ三弘法講という事でしょうか。

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やはり、旅先の情報はネット検索もいいですが、るるぶなどの旅行ガイド雑誌が一番ではないかなと思います。ネット情報はどうしてもディープになりがちで、いざ旅行に行こうと思っても、俯瞰的な情報が不足しがちな気がします。
やっぱり、”るるぶ”を見ながら、旅の予定表を作っていくのも、旅行の醍醐味ですよね。

所在地を地図で確認

寺院名 天目山 密蔵院
所在地 愛知県刈谷市一里山町南弘法24
最寄駅 名古屋鉄道 名古屋本線「一ツ木駅」徒歩16分

寺院・霊場巡りの際のバイブルに

元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある”村の鎮守の神様”と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな”知多四国霊場”を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。

仏像とお寺の解剖図鑑
仏像とお寺の解剖図鑑

少しでも巡礼の時にお役に立てる事もあるかと思います。是非一度読んでみてくださいませ。

次の目的地は?

三河新四国霊場2番札所大仙山 西福寺」を目指します。三河三弘法の二番札所でもあります。

投稿者プロフィール

成瀬晃ドクターレザーおかざき 店主
愛知県岡崎市で「かばん・くつ✚革の病院ドクターレザーおかざき」を営んでいる成瀬と申します。
史跡、神社などを巡った事をなどをつぶやきつつ、お店のブログではつぶやけないような事も書いていこうかと思っています。

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