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金光山 来応寺(愛知県常滑市大谷) 知多四国霊場 五十八番札所

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

寺院情報

寺院名 金光山 来応寺
所在地 愛知県常滑市大谷奥条二十七番地
御本尊 如意輪観世音
宗 派 曹洞宗
創 建 天正十年(1541年)
札 所 知多四国霊場 五十八番札所
知多西国観音 十番札所
常滑郷廿一大師 十二番札所
御朱印
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参拝日:2018年10月24日

知多新四国霊場公式ホームページのご紹介


http://chita88.jp/

沿革・由緒

天正十年(1541年)創建なさった寺で、裏山(観音山)に観音様と合祀されていた御大師様を明治維新の折に、現在の地に奉安したのです。
境内にある分身弘法様は、昭和三十七年五月に名古屋市の寺尾勝治氏が寄進されたものです。寺尾氏は第二次世界大戦で家を焼け出され市内をニ、三か所転々とし、ようやく店舗を構えたという。ある日、どぶ川の底に泥まみれに伏せていた像を身元不詳の浮浪者が店頭に持参したので、これを受け取り洗い清めてみると、五十八番の御大師様でした。偶然とはいえ御大師様との何か深い宿縁とも考え御堂を建立し毎年三月二十一日には店を休んで供養していたといいいます。
御大師様の加護で店も大いに繁栄し商売も隆盛の一途を辿りましたので、このように霊験あらたかな弘法様だから、もっと大勢の皆まさに礼拝供養してもらえるようにと寄進されることになったといいます。この弘法様を信心すれば、心和らぎ福徳は円満し、諸縁はすべて意の如く吉祥になるといいます。

知多四国めぐり」より

知多四国霊場を行く

知多四国霊場番外札所「金鈴山 曹源寺」から道なりに100mほど進んだ場所にあるのが今回紹介する知多四国霊場五十八番札所である「金光山 来応寺」になります。
来応寺の駐車場も境内の中に用意されているので、車で巡礼の際は通り過ぎないように注意してください。(※自分は思いっきり通り過ぎてます・・・。)


管理人が行く知多四国霊場巡礼の旅

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参拝記

街道沿いに、石垣の上に築地塀、そして正面には石柱門が設けられた寺院が見えてきたら「来応寺」になります。

札所案内石柱

寺号が彫られた石柱門の前に、「新四国五十八番 弘法大師札所」「当郡西国第十番観世音菩薩札所」と彫られた札所案内石柱が設けられています。※当郡西国とは知多西国観音霊場の事ですね。

手水舎・水盤

石柱門をくぐったすぐ左手に設けられている手水舎になります。
石造の柱と木造トタン葺きの屋根のハイブリッド造になっていますね。波トタン板は耐久性はあまりないですが、修理しやすいし、何より軽く作れるのが利点だとは思うのですが、見た目は・・・って感じですかね。

本堂

寄棟造瓦葺平入の本堂になります。
曹洞宗の本堂らしく、濡れ縁が設けられていませんね。

大師堂

本堂の向かって左手に設けられた大師堂になります。
知多四国霊場を巡っているとたまに見かけるこの造り・・・なんと呼称すればいいんでしょうかね・・・。
別棟と言えば別棟なんでしょうけど・・・寺院によって、本堂と大師堂の間に壁が設けられてとりあえず仕切られている所もあれば、本堂と間続きの様になっている所あったりと・・・。
本堂を増築する形で大師堂を設けた場合、このような様式になるのか?とも思ったり。この造りが知多四国霊場特有の造りなのか、他の弘法大師霊場などを巡礼して確かめていきたいですね。

正面からみると、大師堂は切妻造瓦葺妻入りの唐破風の向拝が設けた様式になっています。

「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」・・・

分身大師

大師堂と向かい合うように据えられているのが、由緒にも出てきた名古屋市の寺尾勝治氏が寄進された分身大師像になります。どぶ川の底に埋もれていた物を清めたら大師像だったという逸話からもう少し小さい大師像を想像したのですが、思いのほか大きな大師像だなというのが第一印象です。

この五十八番の分身大師像なのですが、発見された場所が名古屋市内という事で、名古屋市内にある弘法大師霊場の五十八番札所の分身大師像なのではと思うのですが、知多半島を除く尾張地方の八十八ヶ所大師霊場はほぼ廃れてしまった状況(名古屋二十一大師か名古屋三弘法は納経帳も用意されていて活動も活発の様です。)にあるので、もしかしたらこちらに寄附されたのかもしれませんね・・・自分の勝手な推測なんですが・・・。

ぽっくり地蔵

ぽっくり往生できるように昔からこの辺りの人達が祈ってきた地蔵尊なんだそうです。

納経所では「懐中もっくり地蔵尊」を扱っていますよ。

痛みや苦しみを感じることなくぽっくり往生できるのが一番なのかもしれませんが・・・こういった地蔵尊などはどんな気持ちで参拝すればいいのか。。。未熟者の自分にはなかなか想像できないですねえ・・・。

御朱印

参拝を終えて

本尊である「如意輪観世音」が知多西国観音の札所本尊にもなっている様です。
2019年は知多西国観音霊場開創250周年という事で、記念宝印を頂ける様で、2019年内に再びこの来応寺に戻ってくる事になりそうです。

次の目的地は

知多四国霊場五十八番札所「金光山 来応寺」を後にして次は、五十九番札所「万年山 玉泉寺」を目指します。

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