伽羅陀山蓮馨寺（愛知県岡崎市伊賀町）　岡崎三十六地蔵十九番札所

寺院情報

参拝日：2020年11月18日

沿革・由緒

　伊賀八幡宮の参道入口からほど近い場所に境内地がある浄土宗の寺院になります。由緒を見ると、蓮馨寺から県道56号線（旧国道248号線）を100mほど北に進んだ場所にある「昌光律寺」の末寺で、元々は第九世の和尚の母親である「蓮馨尼」が一宇建立したのがその始まりであるとしています。これから考えると、蓮馨尼の隠居の為に建立した堂宇なのかも？。建立以降尼寺として存続している様ですね。

　岡崎市史では「地蔵堂」の名前で由緒が載っています。この事から昭和四年以降に本尊を阿弥陀如来像とする蓮馨寺と中興開山したのでしょう。

霊場をいく

　岡崎三十六地蔵十八番札所「佛目山永泉寺/紹介記事」の参拝を終え、再び県道56号線に戻り北（伊賀八幡宮方面）に進んでいきます。伊賀八幡宮の参道入口にある鳥居が見え隠れするくらいの距離にある寺院が今回参拝する十九番札所「伽羅陀山蓮馨寺」を参拝していきます。

　奥に見える赤い明神鳥居が据えられている場所が伊賀八幡宮の参道入口になります。蓮馨寺は横断歩道のある場所に建っている白い塀が設けられている寺院になります。実は伊賀八幡宮と蓮馨寺の間に岡崎三十六地蔵二十番札所「観音堂」が建っているのですが、この位置からだと堂宇が見えないですね。

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浄土宗は赤地に白抜きのスタンプ！

参拝記

　蓮馨寺は先ほども説明しましたが、県道56号線沿いに境内地があります。そして、上記ストリートビューの右側あたりに電柱で少し見にくいですが松の木が見えるのですがこの松が生えている辺りが蓮馨寺の本寺となる「昌光律寺」になります。

山門

　袖壁と潜戸を有している高麗門になります。ただ通常の高麗門と異なり、外側にも控柱が設けられていて、四脚門の様な感じですね。

本堂

　寄棟造瓦葺妻入りの向拝と濡れ縁が設けられた本堂になります。この本堂の中に岡崎三十六地蔵十九番札所の札所本尊となる「延命地蔵坐像」が奉安されているそうです。

　本堂に奉安されている事から本堂の前に岡崎三十六地蔵のスタンプ台が置かれていました。多くの札所でよく見かける事になる青柱の上にスタンプ台が置かれたスタイルです。何度も言いますが、このスタンプ台スタイルは・・・・スタンプ押しにくい・・・。

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