岡崎三十六地蔵

岡崎三十六地蔵とは?

 江戸時代後期の「化政期(1804-1830年)」以降、寺社参拝旅行・・お伊勢参りや善光寺詣など・・・が盛んになる一方で、全国各地に様々な写し霊場が開創されるようになります。本四国霊場や西国三十三観音霊場など、巡拝に日数を要する霊場の場合、おいそれとは巡る事が出来なかった為、地方に居ても巡拝できるようにという物です。愛知県の場合、知多四国霊場を筆頭に、尾張観音霊場、三河観音霊場など様々な写し霊場が開創されています。

 そんな中、岡崎城下にも写し霊場が開創されていきます。一つ目は「文政五年(1822年)」に開創された「岡崎西国観音」。そして今回紹介する岡崎三十六地蔵」が「天保五年(1834年)」に開創されます。

 地方に作られた多くの写し霊場と同じような運命が襲い、岡崎西国観音、岡崎三十六地蔵共に昭和期にはいると衰退し、大東亜戦争後は荒廃してしまいっています。ただ、そんな中でも、岡崎市の勇士の方達が岡崎三十六地蔵の復興の為、地図の作成、イベントの実施などを行われている様です。ぜひとも、岡崎三十六地蔵を巡拝してほしいですね。 

 そうそう、岡崎三十六地蔵の札所なんですが、開創時と現在の札所を見比べると一度変更されている様で、かなり変更となっているようです。

おかまいり

 令和二年(2020年)十一月から、岡崎市観光協会が岡崎三十六地蔵の霊場を舞台にスタンプラリーを開始しました。このイベントに際し、限定一万部になりますが、専用のスタンプラリー台紙が岡崎市にある観光案内所で配布されています。

 いつ頃まで、各札所にスタンプ台が置かれているのかは不明ですが、令和二年から三年にかけては、是非岡崎に来訪の際は岡崎三十六地蔵を巡ってみてはいかがですか?。あ、ちなみにスタンプ台が置かれているのは昭和三十年に復興の際に指定された札所に置かれていますよ。

札所一覧

天保五年札所一覧

1投町大泉寺
2両町極楽寺・ 善導地蔵
3両町極楽寺・畑中地蔵
4門前町隨念寺
5裏町宝福寺
6裏町誓願寺
7裏町誓願寺門前地蔵堂
8六供町六供八幡宮地蔵堂
9六供町甲山寺薬師堂内地蔵堂
10能見町源空寺山内地蔵堂
11能見町源空寺・庭の地蔵
12能見町庚申堂
13能見町永源寺
14能見町愛宕山栄久寺
15伊賀村伊賀八幡宮地蔵堂
16鴨田村荒井山地蔵堂
17鴨田村地蔵堂
18能見村松應寺表門地蔵堂
19能見村西能見五軒屋地蔵堂
20下肴町安養院
21下肴町大林寺
22下肴町十王堂
23日名村釈迦堂
24矢作村光明寺
25矢作村十王堂
26八丁村地蔵堂
27板屋町地蔵堂
28六地蔵町地蔵堂
29六名町地蔵堂
30明大寺村龍海院
31明大寺村安心院
32明大寺村成就院
33明大寺村地蔵堂・いぼ地蔵
34両町祐伝寺地蔵堂
35菅生町地蔵堂
36伝馬町十王堂

昭和30年復興時札所一覧

1中町大泉寺
2中町極楽寺
3中町地蔵寺
4若宮町根石観音
5門前町隨念寺
6梅園町宝福寺
7花崗町誓願寺
8六供町甲山寺
9六供町薬師寺
10能見町源空寺
11魚町安養院
12魚町十王堂
13福寿町地蔵堂
14松本町浄誓院
15松本町松應寺
16松本町善入院
17能見町貞寿寺
18能見町永泉寺
19伊賀町蓮馨寺
20伊賀町観音教会
21井田町井田観音堂
22鴨田町九品院
23鴨田町大樹寺
24康生町龍城地蔵堂
25八丁町地蔵堂
26矢作町光明寺
27矢作町誓願寺
28板屋町地蔵寺
29六名町円通寺
30明大寺町龍海院
31明大寺町荒山観音
32明大寺町安心院
33明大寺町無相庵
34明大寺町成就院
35六地蔵町地蔵堂
36康生町西岸寺

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