参拝記
神社周辺情報
酒手嶋新田と呼ばれる地区の北のはずれに鎮座するのがこの八幡社。
八幡社境内入口の反対側にある養鰻池。
ここの養鰻池は水が貼られておらず今は使われていないようです。
境内入口
南入りの境内入口になります。
鳥居前後にも幟立石が設置されています。お祭りのときは幟立って壮観でしょうね。
ストリートビュー神社周辺の雰囲気を確認してみてください。
社号標
瑞垣で囲まれた旧社格が彫られた社号標になります。
社号標では八幡宮と彫られていますが、現在では八幡社と改称されています。
鳥居
扁額のない明神鳥居がお出迎え。
祓所
鳥居手前に設置されている祓処になります。
手水舎・水盤
木造、銅葺の四本柱タイプの手水舎になります。
水盤に鳥よけとはいえ網で覆われているのは残念な感じがします。
狛犬
昭和十二年生まれの子乗り、玉乗りの狛犬一対
社殿
入母屋造、瓦葺、平入の高覧のついた廻縁のある拝殿になります。
瑞垣で囲まれていない本殿となります。
資料では覆殿の記載はないので、近年覆殿を造営したんだと思われます。
この八幡社は流造の本殿が鎮座しています。
この八幡社には、左右に龍、中央に鳥の彫り物が拝殿正面側に飾られています。
境内社
社殿向かって右手に鎮座する稲荷社。
祓所裏にある境内社二社になります。石造りの祠は秋葉神社の常夜燈の隣に鎮座しているので秋葉神社ではないかと推測されます。
姫社と呼ばれる境内社になります。 祭神は道主貴命
別名「いぼとり弁天」と呼ばれ、池の水をつけるといぼが取れたと言い伝えられています。
懸魚・鬼瓦
鰭付きの蕪懸魚になります。
参拝を終えて
開放的な社殿になっています。
拝殿前にある2本の柱なんですが、例大祭の時にはここに提灯が掲げられるそうです。
一色の提灯といえば、諏訪神社の例大祭が有名ですが、一色町では各神社に大提灯を掲げる為の柱が設置されている感じがします。例大祭の時、一度お邪魔してみたいですね。